雨の日こそ!@矢田寺
こんにちは。ウガヤ瀬戸です。
梅雨ですね。洗濯物が乾きにくいし、ジメジメ湿気が気になる季節です。
でも、そんな季節だからこそ楽しめるところがあるんですよ。
今日は、小雨の降る中、奈良県大和郡山市にある矢田寺に行ってきました。
同じことを考える人が多いのか、今日は参拝客の方が多かったです^^
では、ちょっと矢田寺の説明を・・・
矢田寺は大海皇子(後の天武天皇)が、
壬申の乱の戦勝祈願で建てたお寺という、随分古いお寺です。
現在は、あじさい寺としてもよく知られています。
ちなみに今(6月28日現在)ちょうど本尊の地蔵菩薩立像と
閻魔堂で閻魔さんの特別拝観が行われています。(特別拝観は6月30日まで)
平安時代に造られた、桐材一木造のお地蔵さんなんですが、
桐材の仏像はちょっと珍しい気がします。
このお地蔵さんの特徴としては、
通常、お地蔵さんは錫杖という杖を持っているのですが、
こちらのお地蔵さんは持っていません。
この形を矢田型地蔵と言うようです。
↑本堂奥のあじさい園の紫陽花。
↑本堂手前のアジサイ園。
60種10,000株の紫陽花が咲いています。
どこをみても、紫陽花、紫陽花….
こんなに紫陽花をみられる事はないんじゃないでしょうか。
紫陽花に囲まれてなんだか不思議な感覚でした。
雨でなかなか外に出る気がしないですが、こんな楽しみ方もあります^^
梅雨にしか楽しめない事してみませんか?
矢田寺アジサイ園の開園は7月10日までらしいので
ぜひ、この機会に行かれてはいかがでしょう。
山門を入ってしばらく行くと、山門沿いに、こんなお地蔵さんが立っていました。
その名も『味噌なめ地蔵』^^
以下矢田寺HPより
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その昔、近在の農婦が自家製の味噌の味が悪くなり、困っていました。
ある夜のこと、夢の中に石のお地蔵様があらわれて、
「我にその味噌を食べさせてくれたら、良い味にしてやろう」とお告げになりました。
翌朝、矢田寺へ参って参道を見ると、夢に立たれたお地蔵様がおられたので、
早速くだんの味噌をその口許にぬったところ、家の味噌は味が直っていたそうです。
これを伝え聞いた里人たちは、新しい味噌を作ると味が良くなるようにと、
こぞってお地蔵様の口許へぬるので、
誰言うとなく「みそなめ地蔵」と呼ばれるようになったのです。
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小雨降る矢田寺
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